昨年度、群馬県のとある温泉地で、群馬県や温泉協会と協力しヘルスツーリズムの実証事業を行いました。
その関係で、群馬県の多くの魅力に触れる機会が多かった1年を過ごしたわけなんですがー
少し前、桜の時期に伊香保にある牧場に家族で出かけるという、まんまと群馬県職員の策略にはまった私。
その牧場ではイチゴ狩りもできるということで、イチゴ大好きおじさんとその娘(2歳)は鬼のようにイチゴを食べ、その後に牧場にお住まいの、馬や牛、羊なんかと戯れるという平和な休日を過ごしました。
「わぁー!うしがいっぱいだー」
「娘よ、これはヒツジだ」
「ほんとだー!ユキちゃんがいっぱいだねぇ!」
「妻よ、ユキちゃんはヤギであり、ここにいるのはヒツジだ!」
そんなテンションの上がった娘と妻に、ハイジの名シーンを再現してやりながら牧場を歩いていると・・・
『ヒツジのおさんぽ』なる看板を発見。
看板には、約20分間ヒツジとお散歩ができるとのこと。
そのお値段500円・・・
対象年齢8歳からの表記も。
「どうする?」
と娘に問いかけると、どうしても牛と散歩をしたいというおっしゃるので、500円を払い1頭のヒツジをセレクト。
「このうしにするー!」
娘が選んだのは生後1年程度の小さめの若い牛ではなくヒツジさん
名前は「マリン♀」
首輪に繋がれたリードを渡された瞬間、ものすごい勢いで引っ張る引っ張る
その力にビビってしまった娘は・・・
「こわい!うしこわいいいいぃぃぃぃこわかったあああああああああああ!ひつじがいいいいいいいいいい!涙」
と、ぎゃん泣き状態に・・・
妻は恐怖に涙する娘をなだめ、その間私がヒツジのリードを持ち、
娘の回復を待つも・・・
そのあと一切ヒツジには近づかず・・・
「ささ、マリンちゃんこっちいおいでぇ~」
ただヒツジを散歩するおっさんと化した私は
この後の20分間
1人で若いヒツジ♀とのおさんぽを楽しんだのでした。
今日の夕食にラム肉とかやめてください。
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